ノンアルコールペアリングの設計について
ノンアルコールペアリングは、ワインの代替ではありません。料理の温度、香り、酸味に対してどう応答するかを独立して設計するものです。Saffron Lanternでは4種のノンアルコールドリンクをコースの流れに合わせて提供しています。
ペアリングの基本的な考え方
ワインペアリングでは「合わせる」と「対比させる」の二つのアプローチがあります。ノンアルコールでも同じ考え方が使えます。例えば、脂肪分の多いラム肉には酸味のあるザクロジュースを合わせることで口の中をリセットする効果があります。一方、スパイスチャイはシナモンやカルダモンという共通の香りを持つため、タジンとの「合わせ」として機能します。
4種のドリンクとその役割
Saffron Lanternのノンアルコールペアリングは、ザクロジュース、ローズウォーターソーダ、スパイスチャイ、アイランの4種で構成しています。ザクロジュースはコースの中盤、メインのタジンに合わせて提供します。ローズウォーターソーダは前菜のメゼに合わせ、軽い炭酸が野菜の食感を引き立てます。
スパイスチャイはデザートの前に出します。温かい飲み物が口の中を落ち着かせ、デザートの甘みを受け取りやすくする効果があります。アイランはトルコのヨーグルトドリンクで、塩気と酸味がスパイスの余韻を整えます。
家庭でノンアルコールペアリングを試すには
特別な材料は必要ありません。ザクロジュースは輸入食材店で入手できますし、アイランはヨーグルトを水と塩で薄めるだけで近いものが作れます。大切なのは、料理と飲み物を同時に口に入れるのではなく、料理を食べた後に飲み物を口に含む順番を意識することです。この順番だけで、ペアリングの効果が変わります。
ノンアルコールペアリングに興味のある方は、ご予約時にお申し付けください。コースの流れに合わせてご用意します。